風車輸送

マルショウ運輸は
「風力発電を運ぶ」ことに精通しています。

風車には「風の道、電気の道、車の道」が必要です。
マルショウ運輸はこの「車の道」を確保する輸送を18年も前から手がけてきました。
輸送方法は、分割された発電設備(タワー、ブレード、ナセル)を海上輸送で工場から近隣の港へ運びます。そこから専用車両で建設現場まで陸上輸送します。40〜45mにもなるブレード(羽根)や数十トンにもなるナセルを、障害物を避けながら輸送するには高度な技術と経験が必要になります。

CASE 1

6トランスポーターによる
風車輸送。

風車ブレードを奥地まで輸送するために。
環境への負荷を最小限にするために。

フレードの陸上輸送において、山岳地や奥地に輸送する場合は、樹木の伐採や道路の拡幅が必要になってきます。そこで、マルショウ運輸はブレードの傾斜角度や旋回を可能とした6軸トランスポーターによる風車輸送に着手しました。環境への負荷を最小限に抑え、安全に輸送いたします。

ゴールドホファー
FTV300を導入!

TYPE FTV 300 の特長

ドイツ・メミンゲンに本拠地を構えるゴールドフォファーは、特殊運搬用トレーラーや飛行場で使用されるトーイングトラクターを製造するメーカー。FTV300は風車ブレードの運搬専用に開発された6軸トランスポータです。

チルト角度60° ピッチ角度360°

載貨重量 13,500kg
ロードモーメント 300t
ステアリング角度 ±60°
積載ブレード長 60m

40m以上のブレードは、分割することが出来ません。車両に水平に寝かせて輸送するため、内陸部奥地や山岳地の移動には、樹木の伐採や道路の拡幅が必要になってきます。
ゴールドフォファー6軸トランスポータはブレードの傾斜角度を最大で60°、ピッチ角度を360°を可能にし環境への影響を最小限にすることが出来ます。操作はスタッフがリモコンで行います。

CASE 2

18年のキャリアが冴える
マルチトレーラーによる
風車輸送。

陸上はカーブや交差点、特に建設現場は山間部が多く、道が狭く急斜面、悪路などが行く手を拒みます。弊社は永年のマルチトレーラーによるブレード輸送の経験を活かして確実にミッションをこなします。

ブレードや支柱の輸送に最適な車両設備を保有。
右は580馬力のV8エンジンを搭載する
スカニアR580。

18年間の風車輸送の一部を紹介。

津軽十三湖風力発電所(青森県五所川原市) 2018・8

この風力発電施設は、2019年2月に操業開始予定。
設備仕様はENERCON社 E-82(2,300kW)×15基です。

万葉の里風力発電所(福島県南相馬市) 2017・10

この風力発電施設は、2018年3月に操業開始。
設備仕様はENERCON社 E-92(2,350kW)×4基です。

風の松原自然エネルギー発電所(秋田県能代市) 2016・6

この風力発電施設は、2017年2月に操業開始した最新の設備。
設備仕様はENERCON社 E-82E2(2,300kW)×17基です。

豊北ウインドファーム発電所(山口県豊北町) 2007

この風力発電設備の定格出力は25,000kW。
設備仕様はGE 2.5s(2,500kW)×7基 + GE 1.5sle(1,500kW)×5基。

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